あたらしや

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今が旬！金沢の香箱カニを上手に捌く方法です

2013.12.10 Tuesday 11:36

金沢でカニと云えば､金沢市民ならオスの加能カニ(ズワイカニ)より
メスの香箱カニの方が美味しい事を知っています。

外子と内子､ギッシリ詰まったカニミソは絶品！
毎年､カニを食べに新屋へいらっしゃる常連さんは必ず香箱カニを注文されます。

新屋では少しでもお客様が香箱カニを食べやすい様に全て細かく包丁を入れ､
綺麗に捌いてからご提供しています。

お客様から｢どうやって香箱カニを捌くの？｣と良く聞かれるので
簡単に香箱カニの捌き方を説明したいと思います。

まず､茹で上がった香箱カニを裏返しにして､
･外子の根本を抑えながら
･香箱カニ本体を切り離します

思いっきり､一気に｢バキッ！｣と離すと上手くできます。
外子は明るいオレンジ色より、少し暗めの色の方が美味しいです。

次はカニミソを取り出します。
･カニの両脚を持ちながら甲羅を一気に外します。
･エラは綺麗に取り除き捨てます
･足の根本にもカニミソが付いているので市販の海老蟹スプーン等で取り出します。

内子と蟹ミソでいっぱいになりました。

最初に取り出した外子を綺麗に甲羅へ盛りつけます。

カニ脚は､根本で切るのではなく一番太い手前で切るのがコツ。
ご家庭なら料理ハサミを使って下さい。

カニ足の根本にもカニ身がギッシリ詰まっていますので2等分にします。

これで半分位は香箱カニが捌けました。
次は､カニ足からカニ身を取り出す方法をご紹介します。