伊集院 静 羊の目 最高に面白い本大賞受賞!2009年

伊集院静 羊の目の画像です
伊集院静 羊の目の画像です

「『胆だ。キモをこさえるんだ。腕っぷしも博奕も肝が据われば強くなる。
だが、強いだけじゃだめだ。強いだけじゃ殺られる。
引く時は引ける男じゃないと、強いだけでは狙われる。
狙われたらいくら強くともいつか殺られる。』
『引くって…』
『負けるってことだ。負けっ振りも甲斐性だ。博奕にはそれがいる…』」

(「羊の目」より)

主人公のタケミが博徒として、強くなるにはどうしたらいいか、
伝説の博徒である山尾に尋ねる場面です。
この言葉は、博奕ではなく、生き方にも通じるんじゃないかな、
と思い、なんとなく心に残りました。

伊集院静先生の事は、週刊文春の悩み相談コーナー「悩むが花」で
読者の悩みを痛快にザクザク切り刻んでいく(笑)方としか
認識がなく、小説家とは知っていましたが、
読んだことはありませんでした。すみません。
そして、この「羊の目」が初伊集院です(笑)

「悩むが花」でも、愛情のこもった?乱暴な言葉の中に
ハッとさせられる言葉が数多くありますが、
この本も同じでした。

闇社会を題材にしており、少し怖い場面も多いですが、
主人公のタケミは最恐の暗殺者であり、
最も孤独な男であり、ある意味、信念や教わったことを貫き通した純粋な男で、
その彼にどんどん引き込まれていきます。
彼を囲む辰三、山尾、彫清…その登場人物たちも見ものです。
舞台も日本からアメリカへ飛んだり、
飽きさせない一冊です。
 
週刊文春では、「飲んだくれている」とかご自分のことをよくおっしゃってたので
なんとなく、読まず嫌いでしたが、もったいなかった。
次は「いねむり先生」を読んでみたい!

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