金沢湯涌温泉, あたらしや【湯涌の山並み】医王山
金沢湯涌温泉, あたらしや【湯涌の山並み】医王山(いおうぜん)
名称の由来はいくつかあります。我々、子供の頃から、薬王山から医王山と聞いています。
①717(養老元)年,白山を開いた泰澄大師が719(養老三)年,この山に登り,薬草が多いので唐の育王山にちなみ育王仙と名付けました。
②722(養老六)年,当時の帝,元正天皇が大病にかかられたので,大師がこの山の薬草を献上したところ元気になられ、帝は大いに喜び,泰澄に神融法師の称号を,そして 山には医王山と命名されました。
③また,一説には泰澄が聖武天皇の勅命により,疱瘡流行をとめようと祈祷したところ悪疫がなおった。それは如何なる名医も及ばない,医の王であるというので医王山と名付けられたともいいます。
④その他,遠くから眺めると形のよい峯がうねうねと連なっているから遥山(ようせん)とよばれたとも伝えられています。
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